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cinema note*

観た映画のことをつらつらと。グザヴィエ・ドラン、フランソワ・オゾン、ペドロ・アルモドバルなどクィア映画に傾倒しています。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ『メッセージ』-言葉が与えしもの

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督 『メッセージ』(2016年、アメリカ) ジュリアン・ムーア主演『アリスのままで 』は、皮肉にも言語学者であるアリスが、若年性アルツハイマーによって言語を失っていく映画であった。 言語の消失は、すなわち彼女の世界そのものの…

石井裕也『夜空はいつでも最高密度の青空だ』-「死」は青い光を纏う

『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2017年、日本) 監督:石井裕也 キャスト:池松壮亮、石橋静河、松田龍平何故これほどまでに映画の歴史は「青」、その色に魅せられてきたのだろうか。『ムーンライト』で黒人の肌を美しく輝かせる色が青じゃなかっ…

オリヴィエ・アサイヤス『パーソナル・ショッパー』-”uncanny”

『パーソナルショッパー』(2016年、フランス) オリヴィエ・アサイヤス監督クリステン・スチュワート演じるモウリーンは絵を描く傍ら、パーソナルショッパーと呼ばれるセレブなど多忙で自分では買い物に行く時間がない人の買い物代行業をしている。遠距離の恋…